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~~~~強押しはからだにいい?~~~~

 僕は施術前に必ず、お客様に「どのようなマッサージがお好きですか?」と聞くのですが、日本人のほとんどの方が「超強めで」とか「バキバキにやってください」とか言われます(しかもほぼ皆さんがそれを誇りに思ってるっていう得意顔で^^;)。

そういう言葉を聞くたびに僕は(またか~)と思ってしまうのです。

何も重い・痛いマッサージをするのを完全否定するわけではないのですが、強すぎる圧のマッサージというのは筋肉組織やリンパ腺を損傷させるだけでなく、筋膜(筋肉を覆い被さるように張り巡らされている膜)が前よりも強まり益々コリの残る体になってしまうんですよ!

これはどういうことかというと、

筋肉がコる

マッサージに行き、強押ししてもらう

その場は何となくほぐれたような感覚

(with思い込み力=これだけ強い力で押されているんだから、これだけお金払ったんだからほぐれているハズ)

その傷つけられた筋繊維は「次はその刺激に耐えられる筋肉にするぞ」と命令

さらに硬い筋肉が出来る

またすぐに筋肉がコる

の悪循環が出来てしまいます。

まあクリニック側にしてみたら、定期的にお客様がやってきてくれるから食いっぱぐれがなくていいんでしょうが(苦笑)…。

確かに同じお金を払っているんだから最大限の効果を得たい!というのが人情でしょうが、だからと言ってお金を払って逆効果だったらもっとヤじゃないですか?この「強すぎマッサージはダメ!」理論はこちらの(シドニーの)学校ではもちろん教えられますし、僕も身を持って体験しております。むしろ言わないセラピスト側が何か腹黒いような、何かを目論んでいるような、と感じるのは僕の邪推でしょうか?

ではどれぐらいの強さがいいのか?それはだいたい少~し痛いのかな?と感じるぐらい、せいぜい「イタ気持ちいいー!」とさわやかに普通の声で言えるぐらいがベストです(別にさわやかに言わなくてもいいのですが顔をしかめなくても言えるほどで)。1~10の痛みレベルで言うと7ぐらいがベストなマッサージ効果が出ると今は言われています。

それにしても日本人と西洋人ではマッサージへの受け止め方や感じ方がなぜこうも違うのでしょうか?まあ、それは東洋人と西洋人、さらに言えば東洋医学と西洋医学の患者へのアプローチの仕方が全然違うという点があるのですが、それは次回にまで置いておきます。

(2010年1月17日)