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~~~~~~~家庭でできるマッサージ~~~~~~~

よく最近お客さんに、家で出来るマッサージ方法を聞かれることが増えてきました。

理由はだいたい

「旦那が疲れてるのを見てるとカワイソウで、マッサージしてあげるんだけど、うまく出来なくって」

「ちょっと教えてください」

となります。

ちなみに決まって最後には

「マッサージって、やってるこっちがすんごい疲れるのよねえ(フーッ)」

でオチになりますが(笑)。

そこで今回はShoji Massage Serviceのコラムは「家でも出来るマッサージ」にターゲットを絞ってWhen(いつ?)、Where(どこで?)、How long(どのぐらいの長さ)、How (どのように?)、Check points(注意点)に分けて書いてみたいと思います。

When?

出来たらマッサージを受ける側もする側も体が温まった状態でするのがいいでしょう。シャワーやお風呂上りは、血行が良くなっているし、体もきれいなので一番いいかも。リラックスしたい人は眠る前がベスト!

Where?

マッサージテーブルがあればベストですが、そんな家庭はマレでしょうから(笑)、家庭用のベッドの上でも大丈夫。スプリングの利きすぎていない(上から押されても体が沈みこまない)ベッドが望ましいです。もしくは肩のマッサージをされる場合には、高すぎない椅子に座った状態で、施術者がその後ろからマッサージをするポジションがいいでしょう。

How long?

効果と安全面を考えて、10分から20分くらいがベストなんじゃないでしょうか?それ以上ですと、施術者側の体に負担がかかり、心配になってきます。理由は後述します。

How? 

「手のひら」「指」「コブシ」それに「ヒジ」や「前腕」を用い、「押す」「もむ」「たたく」「つまむ」「さする」「滑らせる」などの手法を駆使して行います。それぞれのテクニックは非常に言葉では伝えづらいので、You Tubeなどの動画サイトで「massage at home」「family massage」で検索、ヒットした動画を見て研究するのもいいかも。

そして最後に、

Check points!

  • コリの部分だけを集中的にマッサージしない。無理な力を一点集中していたら筋肉の炎症や損傷を引き起こす可能性もあります。時間を割いて、コリの周辺部の筋肉もほぐしてあげてください。
  • 指、特に親指にだけ頼る押し方はしない。ヘタをすると(やる側が)腱鞘炎や関節炎になってしまいます。それを避けるためにヒジやコブシを使い、体重移動をうまく利用して、圧力を調整してあげること。
  • クリームやオイルを使用して、滑らせることにより、指先の負担を軽くし、プラス血行もアップ!→凝りの減少へ。またアロマオイルを用いることにより、マッサージする側も癒されます。
  • ツボ押し棒を使う。ただし、これは強く押しすぎるとアザになって逆効果だし、ツボの位置も正確に知っておかなければいけませんので、中級者向けかも?同様に電動式マッサージマシンも、イマイチ動きにバリエーションがないのと、使い勝手が良くないので、あまり効果が期待できません。
  • 強すぎる圧力は絶対に避ける。上にも書きましたが、強い押しは体にとっての毒!です。また人体の危険部位を強く押すこと(これを禁忌・Contraindicationと呼びます)により、あばら骨を骨折したり、血管・リンパ管・筋肉等を損傷する恐れがあります。

これらの要点をふまえた上で、パートナーさんに愛情と癒し心一杯のマッサージをしてあげてください。

最後に付け足して言うと、マッサージはうまくやると、気持ちがいいだけでなく、たくさんの効果も得られますが、その一方、組織を傷つけたり、相手の気分を悪くしたりも出来る、ということを忘れないで、あくまでも安全第一で行ってください。

(Shoji Massage Serviceでは上記の記事に関連しましての事故・怪我等の一切の責任を負いませんのでご了承ください。「マッサージがヘタだって言われ、旦那と仲が悪くなった!」なんて言われても、困ります^^;。あくまでも自己責任でお願いします。)

(2010年6月2日)

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